小林賢二のしごと

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旭舎文庫・23.07.24
2023年07月25日


昨日今日と川越氷川神社婚礼御用部の庭、手入れに入りました。
  
写真は昨日に立ち寄った「旭舎文庫」
古民家の建築改修に伴い造園したのが6年前。

6年経った黒穂垣も劣化は少なく、建築も敷石もすっかり落ち着いて馴染んで、この場所の空気をつくっています。
焦点に入れたヤマモミジも、いい感じに育ってくれてます。

古民家改修後の現場を訪ねた際のインスピレーションで、黒穂垣と黒い石が脳裏に浮かびデザインした庭でした。
庭づくりが上手くいくのはいつも、提案を受け入れてくれるお施主さんの力ではあります。
   
▼一枚一枚違うサイズで、ミリ単位の寸法で加工発注した石材。土極めで納めるため、かなり厚めに設計して重くなり、職人さんは大変でした。。(私は持ってません)

▼渋くも初々しかった6年前

いとう家の庭
2023年07月22日


今年の1月に造園しました、相羽建設広報スタッフ伊藤ご夫妻の家
   
緑が出揃った様子を撮影に行かなきゃと思いつつ、
伊藤さんに頼めばいいんじゃと思いついてしまい、
撮ってもらいましたー

リビングからつながる過ごしやすそうなウッドデッキ
ヒョロっとした2本のアオダモを中心にした初々しい風景も、家と家族とともに成長していくことでしょう。

駐車場、車止め、駐輪スペース、アプローチ、雨落ち、ゴミ置き場、、
玄関側に必要だった機能を全て、庭の景色に、面白みに、と建築設計の小泉誠さんに負けないように工夫を凝らした表庭。

この車止めが石の構成の要になりました。





表には、スズランノキ、ダンコウバイ、マルバノキ、ナツハゼ、ドウダンツツジ、ブルーベリー、ヤマブキ、ナンテン、コミカン、、、
秋の彩りも楽しみなラインナップ。

信濃追分
2023年07月21日


軽井沢の信濃追分で造園工事、
一期工事として、アプローチと駐車場と主要な木の植栽からスタートしました。
これから暮らしながら、庭に欲しい要素といらない要素を取捨選択して残りの仕上げを考えていく、のんびりとした庭づくりのはじまりです。
   
地元の浅間石と相木石の組合せ、
質感の違う石ですが、外周のゴツゴツとした浅間石の中にアプローチの相木石がいつもよりやさしい表情に感じられて似合います。
相性が悪くないのは、どちらも長野県産だから。長野は庭石の宝庫です。


南の庭の使い方を考えていくのが、住まい手さんのこれからの楽しみ。

変形敷地を上手く利用した庭のデザインを提案するのが私の大事な仕事です。
▼素案

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