
一昨年秋に造園しました、関本竜太さん設計の上尾の家
一部の木の植替えと簡単な手入れで久々に訪ねました。
クリーピングタイムは花が終わった後でしたが、モリモリとした緑が建築の足元をぼかして、やわらかくしています。
切り戻しの手入れも適宜施してもらっているおかげで揃った緑色がキレイでした。

建築に囲われた中庭も、どの木も環境に合ったようで予想以上の成長ぶりでした。
梅雨前のかるい手入れができて、いいタイミングの訪問になったかもしれません。

アオダモ、ジューンベリー、クロモジ、シャクナゲ、アセビ、ナンテンといったラインナップで、クロモジとアセビの元気の良さが目を惹きました。
ジューンベリーが今春花をつけてない様子で、これは日照不足か夏の乾燥が原因だったかもしれません。
葉色は元気そのもので、これから秋の紅葉まで楽しめると思います。

全てが思い通りにいかないのが、生き物を使う庭の難しさでも面白さでもあり、
いい所を見つけて楽しむのが、庭を悦ぶ秘訣だと、常々思うのです。


杉並区浜田山の風致地区
HAN環境・建築設計事務所/南澤圭佑さんとの二度目の協働は、東京の住宅街らしからぬ、道に溢れる近隣の緑が印象的な現場です。
開発に際しては、求められる緑量もあり、
普段の同規模の住宅造園に比べて、こちらの心意気も少し上がり気味でした。。

東の道側のエントランスには、西日の当たらない環境を生かして、普段の仕事では出番の少ない山取りのアオハダに、やはり山取りのダンコウバイを添わせました。
けっして広くない緑地に照らしながらも、竣工時からスペースにピッタリな形状寸法の木を選んできましたが、隣の桜を見ると、もっと豪快にいっても良かったのか、どうか。

外周部にはこれからウッドフェンスが施工されます。
狭い緑地からフェンスの上に顔をだすようにヒョロっと伸びるアオダモを3本。

南には、ジューンベリー、ヤマボウシからお施主さん希望の白花サルスベリ、カリンまで、日当たりを好む木のラインナップです。

交差点のコーナーにウッドフェンスがぐるっと回って、その上に顔をだす木々の緑がここの風景を新たにつくりだし、より潤いの多い街並みになっていけば、仕事冥利につきます。


アトリエの庭は、借家の更地につくりはじめて5度目の春を迎えました。
数年観察していたユーカリポポラスを昨年末にバッサリ切ったら、実生から育てていたイロハモミジが焦点に現れて、小林っぽくなってきたかも。

新緑出揃った穏やかな春色、庭に居たくなる日和です。
片やこちらは自宅のショウジョウモミジ

どっしり太った2本立ちで、南隣のアパートとの狭間で2階の窓辺で枝葉を広げていたのですが、2階の窓から見ることがなくなり、そもそも木姿全体を眺めるシチュエーションもなく、一か八かで?1本の幹を切り下げて1階の窓辺で楽しめるようにと企てたところ、、首尾よく枝葉が動きはじめています。
新たに生まれてる微かな脇芽が愛おしくて仕方ありません。。

