小林賢二のしごと

住宅の庭

自宅から自転車で2分
2022年06月09日


今のところ自宅から一番近い現場。
右に映るシダレザクラの手入れが必要で、9年前に造園してから毎年定期的に通っています。
一方の左のアオハダは手間要らずでしたが、さすがに9年目、はじめて少々の枝の整理をしました。
落葉樹の中でも繊細な印象があり、近年の東京の暑さに耐えられずに枝がれするアオハダが私の現場で多いのですが、ここのだけは元気です。
建物の東側で株元に西日が当たらないことと、山採りではなく関東の畑育ちであることと、雌ではなく雄の木であること。
以上が思い当たることですが、どれも要因かもしれません。
   
   
一番好きな木が主役に躍り出るように、
ここでは成長してきたクロモジのための空間を増やすように周囲を手入れしてきました。


小さな玉石を数石、気分転換で動かして遊んでくださいと言って置いてきた石。
名付けて「流転の石」
昔の方が庭づくりの発想が大らかだったかも。

   
   
⏫先週土曜の手入れの現場
⏩日曜より今日まで臨時休暇とさせていただき大変ご迷惑おかけいたしました。

2Fリビングのための庭
2022年05月04日


飯塚豊さん(i+i設計事務所)設計の流山の住宅
2階リビングの南側間口いっぱいの開口があります。庭は隣家の壁に囲われるシチュエーションですが、幸い南の正面は小さな窓のみの白い壁、緑が映えそうな背景でした。
現場打合せで、二階の窓に届く大きめの木を入れましょうと提案して、地面はうちの仕事としてはあっさりと仕上げましたが、林のような風情の竣工時から緑量豊かな庭のお引渡しになりました。
もう少し背が高くて二階の窓を賑わす木があっても良かったのですが、細い路地を人力で搬入しなければいけない状況で、これらよりでかいのは難しく、年々の成長に期待です。


北側道路に面した前庭は、コンクリート洗い出しで駐車場とアプローチをデザインして、狭間の植込みを少々の野面石で渡るような構成。
2階の北側ダイニングから望む窓辺にはヒメシャラを入れました。杉板外壁に同化するような幹肌から出る新緑がさわやかです。



南の庭の使い方は大まかなイメージを住まい手さんと共有して木々をレイアウトしています。
枕木のデッキか自然石のテラスか、飛石の園路を作ったり、、これからの楽しみです。

一丁あがり。
2022年04月30日


武蔵小金井で進んでいた相羽建設設計施工の住宅の庭。
間を開けながら三度に分けての造園工事になりましたが、本日仕上げて無事に引渡し。
最終日の作業にゆとりがあり、好天に恵まれて、お客さんにも喜んで頂けて、
一丁あがり! って感じの晴れやかさです。
   
相木石敷きの中に一石だけ入れた伊勢御影石。
同じような素材を使いながら、それぞれの庭に個性をつくりだす。今回は材料選びの際のアドリブが効きました。


水鉢は甲州鞍馬石。これもこの庭のためにビビビッときた素材。

子供たちが上手に遊んでくれることを期待して少し立ち上げた石。
立体的になったことで庭がより広く感じられます。

奥の背の高い木はアオダモ、この庭のために去年の秋に選んでおきました。
庭づくりが決まったら、できるだけ早く材料を抑えたいといつもお願いしています。
早めにご承認いただいたおかげでピッタリの材料ばかりでバッチリの庭になりました。


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