小林賢二のしごと

つむじ

つむじ・6年目の春
2021年05月13日


新緑出揃った先週の「つむじ」
サトザクラとヤマモミジの枝葉がグッとボリュームを増しています。
造園から6年、グッと太い根をおろしたのでしょう。
   
伊礼智さん設計のi-worksも、小泉誠さん設計の舎庫も、緑の中に埋もれはじめました。
望まれた風景だと思います。




初夏のような陽気だった5月6日
奥まった舎庫の庭に入れば避暑地のような風も感じられました。

つむじのリキュウバイ
2021年03月27日


ソメイヨシノと同じ頃に満開になる「つむじ」のリキュウバイ、
清楚な花をたくさん咲かせて、この下で昼呑みしたいような春の陽気でした。
   
花の時期以外があまりパッとしないのと、手入れをしないと乱れやすいこともあり私の植栽計画では出番の少ない木なのですが、つむじのここはリキュウバイで大正解、といつも納得の春なのです。



建物の裏手の通路沿い、ジャマな枝を間引くような整枝剪定を毎年施しています。
とはいえ高木になる木ではないので、そんなに面倒な作業ではありません。
それさえ欠かさなければ、病虫害も少なく、茶人にも好まれる白花を毎春楽しめます。
   

こちらは新緑が出揃ってきたシロモジ、
春らしい光が増えてきました。

冬から春への「つむじ」
2021年03月08日


今日は先週造園した氷川神社衣裳美容棟の庭の引渡し。
庭の手入れのご説明お願いをして、川越から東村山へ。ここ数年の得意なコースです。
   
ひと月ぶりに立ち寄った小雨まじりの「つむじ」は、ちょうど冬と春の入れ替わり中といったところでしょうか。
例年より10日ぐらい早い気がするトサミズキの挙動が気になりましたが、春が待ち遠しいことに変わりはありません。
   
▼いつもながらフォトジェニックなクロモジの冬芽

クロモジより一足開花の早いシロモジ

地味なクロモジの仲間うちでは、花も黄葉もやや鮮やかか、、ダンコウバイの開花もこれから

これもクロモジ科のアブラチャンさん

ソワソワしてきたジューンベリー

まさに冬と春のあいだのリキュウバイ

早いよなあ、、トサミズキ

小さい葉芽を小さく膨らますヤマモミジ

木曽石に似合うクリスマスローズ

小雨が似合うカンツバキ

冬枯れのつむじの庭が豹変するのも間も無くです。

PAGE TOP