
12.5×9.5mほどあるウッドフェンスで囲われた北のプライベートガーデン。
広さゆえ、同じ北でも建物の影になる手前から陽射しを燦々と浴びる奥の方まで様々ですが、造園から2度目の春を過ぎてそれぞれの環境を好む草木の顔色も美しく、眩しいぐらいの初夏の光景でした。

建物寄りの日陰になりがちなスペースでは、ボリュームが増したアナベルが咲き誇りはじめ、足元ではギボウシが大きく葉を広げて初夏の日陰の庭らしいいい風情です。

庭の真ん中を南北に貫く枕木敷の一本道、
トンネルを作るように入れた、マルバノキと3本のアオダモとイロハモミジまで、とても素晴らしい仕上がりで木々にも感謝です。


陽だまりに入れたクリーピングタイムとモリムラマンネングサが旺盛すぎるのが、課題といえば課題でしょうか。



関本竜太さん(リオタデザイン)設計の「越屋根の家」は、川越で観光農園を営む農家さんの母屋建替え。
造園から一年半が経ちました。

南には広い縁側が設けられ、農作業後の休憩や近所の方たちとの交流の場となるようにとの建築計画。
縁側の居心地を良くして建物を美しく見せる植栽と、座ることもできる景石を配して、集う場づくりを協働しています。


高松の庵治で厳選した景石を並べた庭の設えは、広々とした縁側と駐車場とのバッファーも兼ねたもの。
当初は低い石積みを作る案も関本さんとお客さんとも議論しましたが、
大らかでありつつ軽快な美と心地よさが感じられるこの風景がこの家に相応しいと、縁側でご家族とお茶をいただきながら改めて想いました。



↓庵治石の丁場で選んだ石の記録




関本竜太さん(リオタデザイン)設計の住宅「RISE」
半階上がる玄関まで、ヒメシャラをくぐり、仰ぎ見、見下ろし、
些細な緑地の周りの数歩の時間に特有の面白みがあるアプローチです。



半階上がった東側にはプライベートな庭スペース。
玄関、キッチン、お風呂、トイレ、それぞれの窓からも楽しめるように植栽を施しています。

