
先週は高崎のほしかわ工務店新社屋の造園工事
こちらは職人2名と一緒に2泊3日で乗り込んで、建築設計の小泉誠さんとスタッフの皆さんと、ほしかわ工務店の皆さんと、
春風の中、みんなで風景づくり、快調に進みました。

浅間石入りの蛇籠は小泉さんの計画で施工もKoizumi Studio+ほしかわ工務店
こちらの計画にも黒くてゴツい浅間石を取り入れつつ、中に入っていくと鉄平石と錆御影石の落ち着いて上品な表情に変わっていくというシークエンスになっています。

2.5m超の細長い鉄平石との出会いから生まれたアプローチのデザインでした。

奥に進むと野面の鉄平石と錆御影の切石による敷石テラス。
植栽も石工事も高崎への往復を含めて3日の工程で納めてくれるのは、いつもの職人さんたちとのコンビネーションならでは。

ジューンベリー、ブルーベリー、ナツハゼ、キンカンに、日陰にはフキ、ミョウガ、ノカンゾウ、ユキノシタらを入れた収穫の庭。
土が見える左側はハーブや野菜を育ててもらうスペースです。

補植の低木や下草は地元の造園屋さんの協力を仰ぎ、浅間砂利をほしかわ工務店さんに頼んで、もう一度足を運んで仕上げる予定。
芽吹きの春もまもなくです。


久しぶりに見た気がします、早春に「まず咲く」マンサクの花
昨日の上田城址公園

造園プランに書いた記憶はだいぶ昔に遡りますが、日頃出番の多いマルバノキはマンサク科。
秋に紅葉に隠れて咲く赤い花の姿がちょっと似ています。

違うのは、豊年満作にも由来するともいわれるたくさんの花をつけるマンサクに比べて、マルバノキの開花は気が付かないほど目立たないこと。
ただ、木姿と関東あたりでの紅葉の味わいはマルバノキが勝ると思っての出番増になっています。
マンサクの黄色い花は、豊作を祈って踊る姿に似ているという話も。
近づいて見れば、そう見えなくもありません。
昨日の様子は、押し合いへし合い踊っているように?咲きあふれていました。

地元上田に帰省の際の散歩コース、上田城址公園
黄一点のマンサク以外は、まだまだ冬の様相でした。


木に春と書いて椿
椿咲く春なのに~🎵
椿の開花に春の訪れを感じない。
桃色でも。。
日陰が似合ってしまう風情と、冬枯れの季節を過ごさない常緑の照葉と、晩秋から咲く早咲き種や雪中に咲く雪椿や冬中なにかしら咲いているためと。
麗らかな春の空や、におい立つような土の気配や、萌え出る草木に春の訪れを楽しむ習慣と、若い頃からの趣味嗜好と。
20年ぐらい前だったか、ツバキっていいな、と、ふと想ったとき、ちょっと年を感じました。
バカボンのパパより年上になった頃。




自宅の向かいのお宅の紅侘助(太郎冠者?)に気が付き、自宅の裏にある乙女椿を確かめて、アトリエの白の薮椿も撮って、谷保天満宮の奥の方で悠々と育っている原種の薮椿を訪ねて、ツバキの春の足音を感じてきました。
アトリエに戻るとツバキの中からゴソゴソとヒヨドリが飛び立っていきました。
国内では代表的な鳥媒花でもあります。
先日訪ねた練馬の現場では、既存のツバキの花にメジロがたくさん集まっていました。
チャドクガ(ケムシ)の被害が極端に減っている昨今、鳥を呼ぶ常緑樹として楽しむのもいいかもしれません。

武士に嫌われた花の散り方は評価が別れるところですが、谷保天で見た一輪がキレイでした。