小林賢二のしごと

越屋根の家*南の庭
2025年06月06日


関本竜太さん(リオタデザイン)設計の「越屋根の家」は、川越で観光農園を営む農家さんの母屋建替え。
造園から一年半が経ちました。

南には広い縁側が設けられ、農作業後の休憩や近所の方たちとの交流の場となるようにとの建築計画。
縁側の居心地を良くして建物を美しく見せる植栽と、座ることもできる景石を配して、集う場づくりを協働しています。


高松の庵治で厳選した景石を並べた庭の設えは、広々とした縁側と駐車場とのバッファーも兼ねたもの。
当初は低い石積みを作る案も関本さんとお客さんとも議論しましたが、
大らかでありつつ軽快な美と心地よさが感じられるこの風景がこの家に相応しいと、縁側でご家族とお茶をいただきながら改めて想いました。



↓庵治石の丁場で選んだ石の記録


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