小林賢二のしごと

黒穂垣の補修
2025年10月05日


川越氷川神社で造園に関わったエリア・施設の手入れを進めています。
   
先日もご紹介した旭舎文庫。
自然素材だけでつくった竹垣の寿命は5〜10年とも、10年前後とも云われますが、造園から8年目のここの黒穂垣も穂先が崩れたり、結びが取れたりといった経過を辿っていました。
▼先月の様子

隣地から伸びる蔓植物が蔓延って湿気によるダメージを増やしていたようです。
平均的な寿命があるとはいえ、長持ちする竹垣もありますので、今回は穂先を補充するのと結びの直しで補修して、出来ればもう7〜8年このまま維持できるように日常の手入れも相談してきました。

近年の猛暑で、アセビの乾燥に対する弱さを実感していますが、
常時管理人のいないこの施設でもアセビが枯れてしまい、代わりにヒメシャリンバイを入れてきました。
こちらは逆に暑さ乾燥への強さを覚えはじめて、出番を増やしている常緑低木です。

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