小林賢二のしごと

農の庭と歓待の庭
2019年04月09日

先週後半の3日間、群馬県太田市で小林建設さん設計施工の住宅の庭作りに出向きました。
暮らし始めて2年程経つ住宅。南の庭ではご夫婦が畑作りを楽しみ、温かく朗らかな風景が広がってます。

通りに面して開いたままだった東と北を緩やかに仕切り、新しく様々な居場所と景色を内部に作ることと、街並みを彩る景色を増やすことが、今回の造園仕事です。
玄関のある北側をコンクリート打放しとウッドのフェンスと、各々のフェンスに映える幹肌の雑木たちで構成し、東を一面トキワマンサクの柔らかい生垣として、南の農の庭に繋げる計画。
生垣作りを残して、フェンス工事の終わった北側の植栽と石工事を施してきました。



作業が進むにつれ、新しく生まれる風や光を感じて、ときめきが増していきます。
昨年末から打合せてご提案を重ねて、春に一気に芽吹くように生まれた庭。
木々が本格的に芽吹く数週間後、更に新しい光が生まれることでしょう。

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