小林賢二のしごと

News

飛石の石
2016年11月08日

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今週から来月まで、4件の庭工事がはじまります。楽しみです!
今日は、庭で使う一部の石の選定をしてきました。飛石に使う石を選ぶだけでも神経をすり減らす作業ではあります。概ねのイメージを作って石を選んで(購入して)、現場でまた再検討して若干変ったりはしますが、際限なく時間は使えないので、今日のような材料選びでのアドリブと現場でのアドリブとで、恒久的にしっくりとくる風景を作らなければいけません。こればかりは、得意だという自負がないと難しい作業かもしれません。そう思うようにしています。そう思えると楽しい作業ではあります。
その楽しさが庭に浮かべば、何よりです。
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新ブログ「小林賢二の庭百景」
2016年11月05日

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今日は、神田で工事中のマンション中庭への彫刻設置。今月はアート工事と造園工事の現場が続きます。
彫刻設置がスムーズに完了し、午後は東村山の「つむじ」に出向きました。秋晴れの「つむじの庭」は心地いいです。是非お出かけください。
http://tsumuji.life/
さて、その「つむじの庭」の植物や庭作りの話しを、相羽建設さんのサイト内に「小林賢二の庭百景」というブログページを作って頂いて書いています。更新が滞りがちな…私のhpの「好日の庭」と「庭百景」と、私の勉強と記録のために書いている目的が大きいのですが、たまに開いて頂ければ嬉しいです。よろしくお願いいたします。
http://tsumuji.life/blog/k-kobayashi
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▼話しは戻って午前の現場、彫刻設置中の風景が新鮮な美しさでした。
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新作「ひとあい」
2016年11月04日

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今週は今日まで千葉県稲毛の敬愛大学さんへ、創立50周年記念モニュメントの設置工事で通っていました。
既存の植栽を活かし、融合するように石のステージと石彫を設置して、大学のエントランス空間が生まれ変わりました。作品が陽光を浴び、それが無かった時とは劇的に変った風景を目にして、作者的には大満足で現場を後にしました。作品の完成に立合う年に数回の、至福の時なんです。
  
出会い、語り合い、寄り添い合い、歓び合い、支え合い、、、
人と人とのやさしいつながり。
そんな「ひとあい」(人愛・人間)をモチーフにした、周囲の風景をやわらげる、シンプルで心地よい造形空間。
ピタリと重なり合いそうな2つのフォルム。親和的な2つの関係は、人々の移動とともに様々な表情を作り出します。曲面でつくった張りのある造形は、葉や花が展開をはじめる瞬間の歓びを表現し、開かれて表出した空間に、何かが生まれ出るようなシーンをイメージしています。
それはきっと、学生の皆さんの新しい息吹。
   
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