
昨日は浜松。
来春の竣工予定で進む、セカンドハウスの打合せ。建築の外壁仕上げの確認に呼ばれて訪れた先が、土地勘が全くないのですが、山林の川の上流、何故かそんな所沿いにあるプール。廃校になった学校のプールを借りて、杉板を焼く作業場として使っている扇建築工房さんの仕事を拝見してきました。
長さのある杉板を焼くのに便利らしい段差のあるプールの構造と、当然給排水の整った場所、そこを活かして行われているあまりに原始的な作業に目から鱗。追い求めるべきは、こっちだと、目が覚めるような、なんだか心地よい映画を見た後の余韻が漂うような、幸せな体験でした。


建築設計の小泉誠さんとスタッフの皆さん。
この焼杉の建築を支えるランドスケープを描くのが私の仕事。
ガラリとプロジェクトイメージが変わってしまったような、楽しみな素材との出会いです。

先週末は、都内にあるお屋敷の庭の手入れに通ってました。
クロマツに、モッコクやモチノキ、昔は庭木の王とも呼ばれた常緑樹を中心にした、おそらく江戸の風情を色濃く残している庭。
大木の手入れは職人の知恵と技術に頼っての作業ですが、生い茂る木々の枝葉を払って光と空間を生みだすのも、庭のデザインの仕事だということを実感している大切な現場です。


ここのドウダンツツジ。下枝をおもいきり払って、目通りのところをスッと広げて空間をつくっています。
低木扱いで使われる事が多い木ですが、高さ3mを越えて育ってきました。
シンボルツリーのように鮮やかな紅葉で晩秋を彩っています。
ドウダンツツジが好きな件、こちらにも書いてます↓
小林賢二の庭百景:ドウダンツツジ
ご覧くださいませ。
↓こちらは、アトリエ前(国立高校)のイチョウの黄葉
現場が続いて、最寄りの四季の移り変りを見過ごすのは良くある話し。
気付いて良かった。午後の光がキレイでした。
