ハナミズキが華やかで爽やかな季節です。
これも、あちこちに多過ぎて、だんだん触手が伸びない木になっていたのですが、
ハナミズキの白とサトザクラ(関山)の濃いめのピンクが同時に咲く風景はいいな、と、思います。
写真は毎朝の通勤路で何年もこの季節に見かけてきた花の景。
東村山で進む「つむじプロジェクト」で、この組合せを取り入れました。
府中街道沿いのアイストップとして立つハナミズキと、その先の広がりに大らかに育つであろうサトザクラ。数年後が楽しみで仕方ありません。
春の花の狂乱も一段落しました。
春に慣れて来た頃なのかもしれません。
日射しも早、初夏の趣です。
「山笑う」という季語がありますが、小さな庭だって、笑ふがごとし。
今週前半は栃木。主目的地は佐野でしたが、一昨年に納めた小山駅近のアートワーク、春の様子を視察してきました。
思川のほとりにある修道院の庭先で突然変異で生まれた、小ぶりの淡い紅色の可憐な花を半八重に咲かせる「思川桜」。市内中心部を流れる思川の堤防上をはじめ各所に、「桜の里親制度」によって植樹され、その数は1700本余りとなっているそうです。
小山駅西口、「町なか居住」のリーディング事業として開発されたエリアに、この「思川桜」から発想を得たいくつかのアートピースを街路や広場に配置しています。
保育園や子育て支援センター、まちなか交流センターもあり、
子供たちの目線を想像しながら風景を構想しています。
▲舞い散る花びらをモチーフにした石のスツール「dokidoki」
▲そよぐ葉をモチーフにした石と木のベンチ「soyosoyo」
佐野の話しはまた後日。
▼佐野城入口の桜、ソメイヨシノだと思いますが、何本か寄せた株立ちの姿が印象的です。
▼昨夕、佐野駅からの帰りに見事な虹に遭遇しました。