なぜか駄菓子屋を思い出させる…ピンクに黄色のかわいい花を下向きに咲かすシュウカイドウが満開です。
いつの間にか、ヒガンバナが花茎を立ち上げて赤味を表しはじめていました。
初秋です。
昨年の晩秋、アトリエの玄関前に増えるシュウカイドウの右に左にゆがむ歪な葉っぱを見て作りはじめた注ぐ器。
作りためていた左右にゆがむ愛嬌のある片口が焼き上がりつつあります。
名付けて「かどの葉っぱ」
11月〈WATERMARK arts and crafts〉さんでの展示に向けて、石と陶の新作小物、鋭利制作中です。
facebook [造園家 小林賢二のしごと]
http://watermark-arts.com/
かど【才】…見どころ。風趣。
かど【角】…物のはしのとがって突き出た部分。
かど【門】…家の外構えの出入り口。もん。門の前。また、門の辺りの庭。
今年はサルスベリの咲き出しが遅いな、と猛暑の中チラチラ庭を眺めていたのがつい先頃。
盆休みも明けて、気がつけば満開でした。
暑過ぎて庭いじりをする気も起きずに鬱蒼とさせてしまいましたが、二学期に向って心機一転。
先ずは玄関側の塀から伸び伸びだったフィカスプミラを丁寧に切り取って、
ゲッケイジュを道路境界線で絶壁に刈り込んで、すこしスッキリした、はずです。
二学期は、
東村山で進む「つむじ」pj.の造園二期工事、
佐野市と上田市で、二つの墓所の計画、
海老名市の集合住宅中庭へのアートワークの設置、
広島がん高精度放射線治療センターに提案した広場の完成、
11月に、青木村「ふるさと公園あおき」モニュメントのお披露目、
そして、国立市のギャラリー〈WATERMARK arts and crafts〉で個展を開催させて頂きます。
http://watermark-arts.com/
その他、来年に向けた造園の計画も進行中です。
とりあえず、「好日の庭」をもうすこし整理して…
週末は長野県上田市に出張&帰省でした。
出張目的は墓所デザインの打合せ及び現場確認。来週末にやはり墓所デザインの打合せで栃木の佐野に出向きます。
年に数回訪れる墓地。これも一つの大切な庭作りと捉えて仕事をさせて頂いてます。
その話しはまた追って。
帰省の成果は、旧友との懇親、実家の墓参り、そして千曲川の風物詩・つけば小屋での鮎三昧。
塩焼き、刺身、天ぷら、、、
炎天の中、クーラー無しでも涼しく過ごせる工夫を凝らした小屋で格別の時間を頂きました。
上田にお越しの際は是非、お薦めです。