小林賢二のしごと

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フタリシズカ
2014年05月02日

花穂が1本立つのが一人静で、2本立つのが二人静。
ただし、二人静の花穂は3本のときも4本のときもある。
ときに1本のことがある。
それじゃ一人静じゃん。
山野の林下こそよく似合う静かな風情で、一人静のような芝居がかった独特な味わいは二人静にはない。一人静がなかったら、二人静という名前でなかったら、花の時期が一人静のあとじゃなかったら、といろいろ思うところはあるけれど、一人静があると欲しくなる二人静。私も類にもれず、一人静を知人にいただいてから、二人静は園芸店で見つけて購入した。そして、恥をしのんで書けば、確か翌年、あまり手間をかけていない自宅の庭に二人静が既にあることに気がついた。
お金をだして買うような野草だろうか。
と思いながら書いている。
(2007.05.14記:元祖好日の庭にて)
hutarisizuka

あかがねの風にのって
2014年04月27日

愛媛県新居浜市、駅前広場から市内中心部に向って延びるシンボルロードへのアートワーク設置を先週土曜に完了しました。
別子銅山開坑以来、あかがね(銅)とともに発展してきた新居浜
あかがねの恵み、海風に運ばれた息吹、美しく再生された緑、
新居浜の大地から生まれた光、空気、花、人・・・現在の華やぎ。
石とブロンズ(銅合金)で制作した座って休む事もできるアートシーンです。
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設置工事中、下校途中の小学生たちが興味深そうに立ち寄ってくれました。
座るのを楽しみにしてくれた様子です。小二ぐらいの男の子が「えぇデザインじゃの〜」とおっしゃってくれていました。
作家冥利に尽きます。
「この道が好きだ」と言ってる子もいました。(道冥利に尽きます)
新居浜の子供たちに、親しんでもらえそうです。よかった。
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佇む姿は、となりのトトロ風でもあり。
ここでみんなを待っています。

シラユキゲシ
2014年04月19日

もう10年以上前。元祖好日の庭で、近所のご夫人に分けて頂いた一株が始まりです。
ここに越して4年目。移植したつもりもないのですが、何かの土に付いてきたシラユキゲシが瞬く間に広がっています。
よく増えます。
根茎は浅い所で横に伸びて、抜こうと思えば根っこも一緒に簡単に抜けるので、ドクダミのように始末に困るものではないですが、
花の立ち姿の可憐さが、厄介です。
shirayukigeshi

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