
ヤマブキ、ユキノシタとともに好日の庭の第一期生。自宅から移植した二つかみほどの株がそこら中に広がりメインのグランドカバーになっている。ビンカミノールの丈夫で手間いらずな性質を書き始めると、宮沢賢治氏の「雨ニモ負ケズ」が思い浮かんできた。
雨にも負けず、風にも負けず、雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫な体をもち、欲はなく、決して怒らず、いつも静かに笑っている。
すこしの土とすこしの水で育ち、あらゆる雑草を入れずによく茂って常緑で、そして大きくはなりすぎず、建物の陰の一番の日陰の砕石の大地に居て、東に玄関前の隙間があれば行って可愛く花を咲かせ、西に植木鉢の隙間があれば行って根を下ろし、南に日溜まりの大地があれば行って一足先に花を咲かせ、北に野草が顔を出す大地があれば、俺たちは似合わないからやめろと言い、、、
そういうグランドカバー。
2007.04.11 記 元祖好日の庭にて

昨日まで、福岡県大川市丸徳家具さんで庭作りワークショップ。
小泉誠さん設計の新店舗建築現場で、総勢20名以上の参加で土の造成、芝張り、小石の運搬敷き並べと、植栽、敷石工事まで。来月竣工予定ですが、植栽工事の適期を見計らって概ねの造園工事を3日間集中して進めました。
敷地の周囲には地元産の割栗石を荒く敷き、そこを越えた施設の中では、やわらかい芝のアンジュレーションに包まれた空間に、現場の土の中からでてきた石たちを使って造園しています。おそらく旧店舗の地盤を固めるために敷かれていた川石で、丸徳家具の佐藤ご夫妻が工事の最中に根気よく丁寧に集めておいてくれました。びっくりするような量です。丸い小石たちは、周囲に敷いた荒い石とは対照的なやさしい表情をしています。
これまで土中で店舗を支えていた石たちが地上に現れ、これからは陽光に照らされ、天のしずくを浴び、風景を支えてくれます。その事が、ここならではの輝きと穏やかさを生み出してくれるように感じました。
快晴に恵まれ充実した3日間でしたが完了とはいかず、残った草花の植場所を現場に標して、後ろ髪をひかれながら、、戻りました。
新店舗オープンがとても楽しみです。


自然の石や植物を配石、配植して庭をつくるように、自然のままの物の変りに自然の現象をモチーフに考案したアートピースを配って憩いの風景をつくり、都市空間のなかに水や緑とは異なる次元での癒しの空間を生み出そうと考えながらアートワークの提案を行っています。
今日、これまでで一番アートピースの種類の多い作品案を生み出しました。。。