小林賢二のしごと

好日の庭(アトリエの庭)

国立で庭づくり
2019年06月02日


   
昨日まで、地元国立市で住宅の庭づくり。
小さな庭ですが、ここでも目を効かせて選んだ素材を、現場で再構築して仕上げていきます。
   
デッキを覆って、窓辺に枝葉を伸ばすようにと選んだ、とっておきの樹形のアオダモ

   
選んだのは落葉の冬。
枝葉を広げて空間に上手く収まるか、現場に入れるまで安心できませんが、バッチリハマってホッと一息。
いや、大満足です!


   

こちらは、たくさん積まれた中から見つけだした水鉢


   
工事の合間に、昨年春につくった庭の様子を見てきました。
白いキョウガノコもひとまわり大きく育ち、小さな路地に大きな潤いをもたらしていました。

   
アトリエでは知らぬ間にアジサイが咲いて、
5月の現場を終えた、爽やかな初夏の国立。
6月も楽しみなプロジェクトが満載です。

ドウダンツツジの木の下で
2019年04月12日


好日の庭のドウダンツツジ。私がここに来る数十年前から育っていた木。
越してきた頃は、木々にギロチンチョップ的な剪定がされていて、これを気の利いた形に復活させるのが当初からの課題でした。
ドウダンは、3m程の高さがある古木だったので、一先ず上方は健やかに伸ばし、下枝を整理して下に空間を作るように仕立てたら、ドウダンの花を下から眺められるような面白い居場所と景色が生まれました。

長い年月がかかっての仕様ですが、庭は、手付かずの自然とは違う、楽しみ方・世界があるのだと思います。

シュンラン
2019年03月22日



シュンランが咲いてました。
今頃に、落ち着いて庭の手入れでも、と思い立たないと気がつかないシュンラン。
だいたい今頃は、庭に出たくて仕方ないので、たいがい毎年気がつくシュンランの花。
今以外の季節は、ほとんど忘れられているような所にいるので、毎年元気に咲いているシュンラン。

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