小林賢二のしごと

好日の庭(アトリエの庭)

好日の庭の夏
2014年08月19日

P1010005

ノアザミ
2014年08月03日

noazami01
東側の掃き出し窓の外、錆石の舗石と布基礎の隙間に生まれたノアザミのロゼットを、なぜか生かしておきました。
あまり出入りに使わないので、ノアザミ全身を覆う鋭いトゲが防犯に役立ちそうな気がしたから(そんなネタで写真を撮ろうと思ったから)。
競争相手のいない軒下ですくすくと育ち、高さは2mほどになりました。ノアザミで、合っているのだろうか…。
開かずの扉になってしまいましたが、花や蝶が窓辺を彩り、種を飛ばす今の季節まで、思いのほか楽しんでしまいました。
トゲだらけの花後の処分が大変です。
   
透明ガラスの有り難さを今更感じる、やけに熱い東京の夏です。
noazami02
▲6月26日

noazami03
noazami04
▲7月10日

カシワバアジサイ
2014年08月03日

kashiwaba02北米原産。日本のアジサイと同様、梅雨の頃に咲きますが、雨が似合うようには思いません。
白い花は淡いグリーンに変り、花色の変化も楽しめますが、清々しく開いた穂状の白花も、一雨毎に、その重さのためだらしなく頭を垂らし、もう起き上がる事はありません。そのせいもあってか、株は横に広がり自然樹形で育てるには場所を取ります。
そもそも、日本の風土にあってないのでしょうけど。
この庭では、まわりに同程度の中低木を寄せて、芽吹きから初夏の開花と秋の紅葉を楽しんでいます。夏は、蚊が多くて近寄れず放ったらかしです。
近所のお宅で、壁にワイヤーを使ってカシワバアジサイを育てて花を上手に垂らしているのを見かけました。イングリッシュガーデン的テクが似合う木なんだと思います。

kashiwaba01
▲今年の6月4日

PAGE TOP