小林賢二のしごと

好日の庭(アトリエの庭)

ムスカリとヒトリシズカ
2014年04月02日

ミスマッチだと思いますが・・・忙しない春がやってきました。
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シュンラン
2014年03月23日

もう10年以上前、苑環境計画の仕事を一緒に手伝っていた友人のランドスケープアーキテクト、ピーター・ウェッツェル氏が母国ドイツに帰る時の置き土産。
彼は鉢植えにして室内で観葉植物として利用していた。花のない時期で「名前は忘れたがシンビジウムの仲間」という説明で受け取ったきり、シュンランだと気づくのに随分時間がかかったのを覚えています。シンビジウムと聞くと派手なものをイメージしてしまう。
これは2代目シュンラン。
花は屈んでもまだ見えません。
庭にあるシュンランの花を気にするのも数年に一度。
人のために花を咲かせてるわけじゃねえんだぜ。
と気づかせてくれるシュンラン。

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冬を惜しむ
2014年03月08日

「これぞ冬」という感じの、ホトトギスの枯れ姿
高さ90cmほどで立ちつくしていますが、今年の雪で倒れなかったのが不思議で仕方ありません。
hototogisuhuyu
ヒメシャラの弾けた果実(殻)
秋から冬の庭は彩が減っていく分、純粋で素朴な造形美が際立ちます。
隣の新芽が春を帯びはじめています。
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クロモジの冬芽も、もうすぐほころびます。
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去り行く冬を惜しむ。と、春が来るのが早まる。のかな、とここ数日考えていたのですが、惜しむのはあっという間で、春の気配が心の中に充満していくようです。
冬は、終わっていくものなのかもしれません。
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クロッカスがでてくると、土に春っぽい温かさを感じます。

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