小林賢二のしごと

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八千代の家
2025年09月23日


昨日は千葉県八千代市
   
吉田祐介さん(ユウ建築設計室)建築設計のかわいい家、
玄関前の演出の一翼を担ってきました。


南西に向いたファサードで、花の景より直射への強さをかって入れてるヒメシャリンバイとヒラドツツジが暑さへの抵抗の砦です。

旭舎文庫・25.09.19
2025年09月20日


川越の旭舎文庫
   
めずらしく、昨日は一人で庭の手入れに勤しみました。
手が届く庭だったのと、やりたかったのと、職人さんたちより私の方が時間があったから。

幕末から明治の初め頃に建てられた駄菓子店の閉鎖に伴い川越氷川神社が修復した施設。
郷土案内館・読書館として開館していますが、常時のオープンではないため管理が楽なように植栽の量を絞ってつくった庭。
手入れを施せば造園した時とさほど変わらぬ姿に戻り、当時を懐かしみながらの一人作業でいい時間を過ごせました。

建築外観に合わせた黒い石と砂利の導入部から、中に進むと相木石と伊勢砂利のやさしい風合いが縁側の窓辺を明るくしています。
この当時に出会えた2本の細長い相木石(美富石)がデザインの幅を広げてくれたスペースです。

材料たちとの出会いにも縁を感じた庭づくりでした。
   
奥に入れた一本のヤマモミジが、ちょうどいいアイストップに育ってくれています。
そして、この裏に入れた常緑のソヨゴが表から見えないながらも大事な隠し味になっています。

軽井沢の山荘part・Ⅰ
2025年09月17日


造園から1年経ちました高野保光さん建築設計の軽井沢の山荘part・Ⅰ
   
持ち込んだ木々も、敷地内で移植した草木も順調に育ち、手つけずだった林床に苔と野草が広がりはじめて、自然に飲みこまれていくようです。

冬の凍土でも動かなかった様子の重厚な石階段も、踏み分け道のような自然なやさしい表情を醸し出しています。


苔むすのが早い浅間石は自然に還り、中に入れた相木石の光がアプローチを導きます。
どちらも地元長野県産の石。

私の造園で出番の多いアナベルも、そもそも好きになったのは軽井沢の街中で咲き誇る様子に新鮮な美しさを感じてからでした。

敷地の隅のひと目につかないところに生えていたハナイカダは、こっちの方に来てもらいました。


こんなに生き生きとして痛みもない夏のマルバノキは軽井沢ならでは、うらやましいような輝きです。


ヤマボウシの実が熟すのも一足早そう。東京の畑で大きな木を選んだつもりも、現地ではまだまだ控えめな姿です。

雄大な風景の中で新たに入れた2本のヤマモミジが効いていると感じるのは私だけだとしても、それが私の生きる道。

建築計画詳細が、昨日発売の「I’m home. no.138 2025 NOVEMBER」に掲載されています。
Architecture : 遊空間設計室

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