小林賢二のしごと

News

武蔵野市〜杉並区
2025年08月12日


確かこの春にも書きましたが、吉祥寺・荻窪界隈の造園現場が増えています。
   
昨日は三鷹台で市中山居建築設計の来春竣工予定の家、造園デザインのプレゼンでした。
写真左側の年季の入った庭の一部を削って住宅をつくり、この門を残しながら新しい風景を描きます。
半年以上先の造園工事ですが、段取りが丁寧な設計事務所・市中山居とは3度目の協働をさせていただきます。
   
その打合せの足で、西荻窪の相羽建設設計施工の住宅、現場調査へ。年明けの造園予定です。
3kmに満たない距離で、車に乗らない私は普段は歩くところですが、小雨を嫌って三鷹台駅から西荻窪駅へ電車で移動。

そして帰りは、吉祥寺駅に方向を変えて2kmちょっとの徒歩を選択し、駅近くの3年前に造園した「吉祥寺*Sさんの家」の様子を拝見してきました。

お留守のところ、表の写真だけ撮らせていただきましたが、落ち着いてきた庭の様子とご自身で手入れもされている清潔感のある様子をとても心地よく拝見できました。
   
雨にしっとりと相木石敷のアプローチ。今は希少な材料です。

アナベルも手入れされているのか、私の庭の倒れ気味の姿と違って、、とても素敵な夏の景色でした。

郵便屋さん用の足がかりとして作った小さな景。
いい仕事しているなあ、と自己満足の小さな景。

ここはHAN環境・建築設計事務所との協働。
皆様にご愛顧いただいているおかげで、中央線と井の頭線と横断しながら、なんだかとても東京っぽいところで仕事が増えているなあ〜と、年甲斐もない感想をいだいておりました。

仕込みの夏
2025年08月10日


植木の移植は避けたい猛暑の季節、
毎年8月は植栽工事は避けて、材料とデザインの仕込みで過ごすのが通例になっています。
   
先週は石の熱気に吹かれ続けた石週間になりました。
   
2年前の8月以来に訪れた高松の庵治、
2泊3日の旅程で、10月に造園予定の住宅で使う庵治石をごっそり選んできました。

丁場の端っこにまとめてきた小さな石たちも大切な庭づくりの材料です。

薄く水を湛えるこの石が今回のヒット、
予期せぬ期待以上の素材に出会えれば足を運んだ甲斐があります。

東京に戻っても、いつものルートで石を一つ一つ選ぶ作業はいつも通り、
新たな入荷の連絡をいただいて、すぐに見せてもらえるのがいつもの付き合いの有り難さです。


今秋造園の現場の石材が概ね揃ってきました。
年内9現場の植木の手配も着々と進んで、年明けの現場の準備にも移行しています。
   
気持ちは夏明け、
秋よ来い!

シロザ
2025年07月28日


今秋造園予定の伊礼智さん設計・相羽建設施工の国立の現場、
擁壁の足下の隙間に、シロザやエノコログサが生え出てちょうどいい感じだなあと思って撮ったのが先週の上の写真。
今朝も通ってみると一回りぐらい大きく成長してました。雑草と呼ばれる植物たちの自然な振る舞いは魅力的なものの、生育が旺盛過ぎていい時が一時なのが受け入れ難い局面ではあります。

   
擁壁の上の緑地予定地では1mを超えて育っていました。

肥えた土を好むそうなので、いい土壌なのかなと造園工事のことを思いつつ、
今日も昔のhp記事を紐解きます。
   
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2005.07.15 シロザ
   
夏になると雑草ネタが増える。雑草ネタが増えると夏になった感じだろうか、否、そこまではいってない。好きな雑草と嫌いな雑草がある。というか、好日の庭の構成材料として評価しているものと評価していないものの違いだろう。ここ数日、雑草刈りに毎日数十分費やしているところ、刈るものと刈らないものの好き嫌いは激しい。
   
で、シロザ。
刈らない。葉が食えるからではない(栄養価は高いらしい)、葉に何とも言えないシロザならではのやわらかそうな感触がある。触らなくても感じられるような感触がある。アカザではダメな感じのやさしさがシロザにはある。見るからにうまそうなので虫に随分と食われながらも、一本でもそれなりに樹形をまとめるので気の利いたところに生えてくれれば充分に庭の演出を助けてくれる。
このシロザは私の背と同じくらいに成長してきた。誰かに刈られてしまう恐れは大きいけれど、「シロザを抜いたのは誰だ~!!」というほどの執着は勿論無い。

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