
一番好きな木はと聞かれるとクロモジと答えるようになって10年以上経つでしょうか、
クロモジ、シロモジ、ダンコウバイらのクスノキ科クロモジ属の仲間は大概好きで、私の造園では出番の多い木でもあります。
その前は、ヒュウガミズキでした。
以下、20年ほど前に昔の庭で書いた一文
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2004.03.16 ヒュウガミズキ
挿し木をしてから六度目の春。それらしくなってきた。
私に本格的な春の到来を告げてくれる花木はこのヒュウガミズキ。
まちではジンチョウゲやボケ、ユキヤナギ、サンシュユ、コブシやモクレン、レンギョウが開き、間もなく、ソメイにおおわれる怒濤の春へとなだれ込む。
早春のあたたかさを感じさせる黄花はもちろん、花後にでてくる紅みをさした小さな葉も可愛く、秋の紅葉にも味がある。
庭に一本あるのを見ると、それだけで好感を抱いてしまう。
植栽を計画する際、作庭がほぼ完了してから庭の完成度を高めるために補植する低木を、予め何本か計上しておくようにしている。綺麗な株状のヒュウガミズキを一本手にして、どこに植えようかと現場を歩く時が密やかな楽しみです。
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昨日は、相羽建設つむじスタッフの皆さんと10年経ったつむじの庭の今後を見据えたmtgでした。
楚々とした枝ぶりで、いい感じに育ってきたヒュウガミズキを見て、そんなことを思い出して、昔のhpの記事を紐解いていた次第です。
庭づくりに向き合う姿勢が何も変わってないなあと思いながら。
▼花咲く頃

▼花後に出てくる可愛い葉っぱ


片岡悦子さん(Kata.建築工房)設計の新河岸の家
植栽工事から3週間、ウッドデッキとウッドフェンスも仕上がって、いよいよお引き渡しです。

西に向いた玄関側はウッドフェンスが西陽を緩和してくれることを前提の植栽計画でした。
猛暑すぎて心配な夏本番に突入しましたが、素材としての木に囲われて、植栽した草木も少し居心地良さそうに感じられます。

南の庭は、子供のための砂場や菜園もあるプライベートガーデン
ここにピッタリ良型のイロハモミジに出会あて、風景としても美しくまとまりました。

キッチンからダイニングから、庭の景色と遊ぶ子供たちを眺めます。

残土を生かした奥の小山は、芝生の丘としてお施主さんが仕上げる予定でしたが、丘造形から3週間経ち地ゴケの発生が顕著で、どんなスペースにしていくかしばらく様子を見ることになりそうです。
どんな風にするか日々考えるのも、庭の大きな楽しみだと思います。



好きなまち北鎌倉で3件目になる造園のご依頼をいただきました。
今日はあいにくの雨でしたが、現場調査に行って街並みを歩くだけでもひと味違う趣です。
写真は造園から3度目の夏を迎えた、飯塚豊さん(i+i設計事務所)設計の北鎌倉*Oさんの家
新規の現場まで徒歩10分、
雨予報だった今朝、打合せの前に久々立ち寄らせていただいたら、些細な晴れ間もいただいていい景色を見れました。

玄関前に集約した造園に、色々な居場所と過ごし方が生まれるようにデザインしています

メインのアプローチと並行するもう一つの小径もこの庭の特筆のひとつ

なかなか手に入らない相木石の自然石型の水鉢が鎮座する一角

お隣の緑と重なって、いい風景に育っています。
来年あたりから木々の成長スピードもアップしていくかもしれません。
