地植えから3年目を過ごしているユーカリポポラス、
成長速度は上がり続けで高さ6mに迫ってきていました。
活かすかどうか迷っていたのですが、ひとまず手に負える高さにしておこうと、3mほどの高さで芯止め。
他の植物とは不似合いな色だったり姿だったりで、庭の構成要素としては無い方がいいと思ってはいるのですが、
捨てきれないのは、かわいい枝葉に使い道があるから。
目下、ドライにしての楽しみ方を研究中です。
ソーラータウン八国山の一棟、
今年撮影の写真を相羽建設からいただきました。
9棟あるうち、唯一車を持たないご家族の家。
ここでは、大きなイロハモミジと大きな2枚の鉄平石を中心にしたオリジナリティーのある遊べる庭が生まれました。
鉄平石とは、長野県の佐久 ・諏訪地方に局地的に産する輝石安山岩。
板状節理という板状に規則正しく割れる性質があって、一枚二枚と言いたくなるような板石が建築・造園の材料として使われています。
中に一辺1mを超えるような大判もあり、いつでも手に入る石ではないのですが、仕事との出会いと材料との出会いがビビビとハマると、個性的な風景が生み出せます。
つむじの庭も、橋のような形の鉄平石との出会いから発生したデザインでした。
▼ここでは、アプローチの入口に一枚の鉄平石
▼これは薄い鉄平石乱張りのアプローチ
▼大きな鉄平石の飛石と、立ち上がる石は相木石 これも長野県産
▼大振りの鉄平石と小振りの相木石を混ぜた石畳
私の地元信州は、どうやら庭石の宝庫でした。
相羽建設本社リノベーションから2年が過ぎました。
久々に立ち寄った庭の様子、
猛暑の影響でクロモジの葉に痛みが見受けられましたが、今夏の終わりの状態としたら十二分、愛されている様子がうかがえます。
成長がゆっくりなアオダモを中心に、その他は大高木にはならない樹種を選んで、手狭なスペースを立体的にも使いながら様々な樹種を入れています。
狭い歩道に向かっても、旺盛に枝葉が伸びないような中低木のラインナップ。
一番伸びやすいのは、シルバープリペットと足元のクリーピングタイムでしょうか。
綺麗に刈り戻していただいてました。
3年目になる来年からは、もう少し樹勢が強まるかもしれませんが、手に負える管理になると想像はしています。