小林賢二のしごと

住宅の庭

桐生の家・2
2023年07月20日


今週はじめに全国一の最高気温を記録した群馬県桐生市。
先月の造園工事した庭で一本のアオダモが不調になり、その後の状況確認も兼ねてお訪ねしました。
   
それにしても厳しい猛暑の中、広い庭でしっかり水やり管理をしていただいてるお陰で一本以外は順調な事が素晴らしいと思わずにはおれない桐生の暑さでした。

どこからどこを見てもいい、
そう言っていただけて、うかばれます。





錆御影石で縁取ったのは菜園スペース。
そのまわりにはディコンドラの種を蒔いてきましたが、これも想像以上の猛暑と闘いながら、ゆっくりとでも緑が広がっていきますように。

さくらこみち・23.07.10
2023年07月11日


小金井の「さくらこみち」は3年目の夏。
猛暑はじまった昨日に立ち寄ると一層に輝きを増していました。

アオダモ、ヤマモミジ、ヤマモミジ、と入れたアプローチ、
緑陰も濃くなり、程よい緑のトンネルをつくっています。
成長がゆっくりなアオダモはもとより、ヤマモミジもイロハモミジと比べると当初の樹形を崩さずにゆっくりと成長してくれます。



近づけば、メジロが。
桜がないのに「さくらこみち」というネーミングは、近くの玉川上水や小金井公園に繋がるようにというオーナーの想いから。
輝きを増したのは、私が植えてないエゴやサルスベリやモミジやユキヤナギやらが芽生えて緑量が増したのも一因。
オーナーと住まい手さんたちの愛に育まれて、確かに生きものたちが行き交い繋がってきたようです。

渋谷の家
2023年07月10日


昨年末の造園工事だった渋谷の家
建築設計の飯塚豊さん(i+i設計事務所)と、様子伺いにお訪ねしました。
   
幹肌も外壁に映えるヒメシャラとアオダモ、2本の株立の木と、
小ぶりの野面石を散りばめら石畳が、広がりと奥行きを生み出しています。


2階のリビング・ダイニングからはアオダモとヒメシャラを前景に、
公園の緑とビル群を借景にした、ここならではのパノラマ。

石敷きのアプローチに小さな菜園を用意するのは私の流行り。
早速キュウリとトマト、収穫もはじまってました!

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