小林賢二のしごと

アブラチャン
2023年03月07日


伊礼智さん設計、相羽建設施工の小金井の家
既存の庭を残しつつの建替で、去年の4月に現場にうかがって庭で残すものを吟味してから早一年、
昨日から造園工事がはじまりました。
   
去年の4月▼
https://kobayashi-atelier.com/ja/kka/garden/koganei-h-house
   
残した植物は、ハナミズキ、イロハモミジ、ユズ、カキ、クルメツツジ、ヒラドツツジ、カナメモチの生垣と数ヶ月の建築工事を経て生き残ってくれた草花
大きな植栽の骨格がある中に、加えたのは、アブラチャン、ハウチワカエデ、アオダモ、ツリバナ、マルバノキ、クロモジ等々のやや繊細な落葉樹たち

ここに相応しい樹形の木に出会って、普段は脇役に使うことが多いアブラチャンを庭の中央に持ってきました。
植栽計画を一任頂いたからこそ出来た、好判断だったと思います。

去年の4月には気づいてなかった野草も現れて、下草と石の構成が来週の現場の課題。

残しておいた石に新しい石も加えて庭石も再構成していきます。

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