
新緑さわやかな中、白のハナミズキとピンクのサトザクラが咲き揃うつむじの春。
実はこれ、私の通勤路にあった団地にある花の景を毎春見ていて、いつかどこかで使おう(パクろう)と思っていた組合せでした。
▼国立富士見台団地(10年ぐらい前の春)

どちらも大きく育つ木なので、小さな住宅の庭では提案し難かったのですが、広い「つむじの庭」計画の機会を得て、つむじ(辻)のシンボルに十字に見える花をもつハナミズキを入口にと思いついて、あ、ここで実現しちゃおうと、、その先にサトザクラ(寒山)を入れた次第。

観察して真似る。
庭づくりの大事な手引だと思います。

花びらを塩漬けして桜湯に使うのがこのサトザクラ「寒山」
「食」をテーマにした「つむじの庭」に植えたもう一つの理由です。

足下でも色々な春が進んでいました。




普光明寺寺務棟の庭、第二期工事がはじまりました。
限られた厳選された要素の庭にもう一味足して、露出した土を常緑の低木で覆って仕上げます。
今日持ち込んだのは、一つの景石と3m近い紅一点のキリシマツツジと二本のドウダンツツジと黄一点ダンコウバイ。
住宅の庭にあればゆったりとした沓脱石として使いたいような石も、広大な境内ではアクセントとして風景を引き締めてもらいます。

植栽して二度目の春を迎えるイロハモミジもキレイに新緑を見せていました。

●建築設計:リオタデザイン(関本竜太)

造園から9年経ちました、地元国立*Yさんの家。
昨日、前を通ったら中庭のシダレザクラが通りからもキレイにうかがえて、急遽ご連絡して中庭に入らせて頂きました。
毎春見たいと思いながら逃していた念願の景色。



ここは定期的に手入れに通っていて、程よい花の景が今春も見られてるようでひと安心。
「ジューンベリーとシダレザクラが好一対で、いつもこの時期が楽しみです。」
と、Yさんから嬉しいコメントも頂きました。
成長の遅いアオハダも、9年経って存在感を増してきました。


表の通り沿いには、ジューンベリー、ヒュウガミズキ、クロモジ、ソヨゴ、アジサイ、ブルーベリー等々の昔も今も代わり映えしない私の植栽計画のラインナップ。
程よい緑の景を街にも提供しています。

このぐらいの緑が連なると街並みが変わっていくのではないか。。
これも昔から代わらない想いではあります。

●建築設計:プランプラン