小林賢二のしごと

News

喜多見の家・2年目の秋
2024年11月29日


昨年の春に造園した相羽建設設計の喜多見の家、2度目の秋の様子です。
   
先ずは、絶妙に素朴につくった入口がこの家の特筆のひとつ。
世田谷ののどかな風致地区にさりげなく挿入させた導入部です。
アプローチにトンネルのように枝葉を伸ばせばと、造園時に移植しておいたクワがその通りに育って、植栽したアブラチャンと共に出迎えてくれました。
   
デザインしたのか、どうなのか、、という主張のなさそうな表現にとどめたところが絶妙。という自己評価です。

中に入ると、建物の周りをゆったり回遊できる楽しみの尽きない庭が広がります。
ご夫婦が植物を増やすことを前提に空けておいた畑地や空き地に知らない植物が増えていて、早くも自分がつくった庭じゃないようで好感です。
   
ドウダンツツジの紅葉を焦点に、後に加えられたタラノキとホップのグリーンカーテンで思ってもいなかった景色が生まれていました。
ホップは以前の庭から移植したそうで、今年の陽気でいまだに夏のように青々としているようです。


敷石を隠すように育っている匍匐性のタイムやローズマリーも、旺盛すぎるかなという印象ですが、歩くと香って心地良いと仰ってくれて何よりでした。

畑の次の準備も楽しそうです。

今日はトラブル対処の訪問でしたが、なぜかあたたかい気持ちになって帰れるのです。
ありがとうございます。

↓昨年の4月の様子

紅葉狩り
2024年11月28日


来春、3月4月造園予定の現場に向けての材料選びで忙しく動いています。
できるだけ落葉する前の様子で木を選んでおきたいのと、お客さんに紅葉の情況をプレゼンできるメリットも大きく、いつもお世話になっています畑に足繁く通っていますが、出不精の私にとっては最高の行楽地かもしれません。
   
先週から黄色、橙色、赤色が混ざるヤマモミジやハウチワカエデの綺麗さにそわそわしていましたが、今日行くと真っ赤に染まるイロハモミジも本格的に色づき始めていました。
イロハモミジを中心に計画中の庭に、ピッタリなのを決めて幸先よくスタート。

4月に軽井沢に運びたいヤマモミジ。提案はまだこれからです!

ミツバツツジの色づきも黄、橙、赤と色々。

花や実よりも紅葉が好きで出番の多いブルーベリー。
木の大小に関わらず、秋に紅葉黄葉する草木の彩りが四季の移り変わりを鮮明に、劇的に見せてくれます。

手応え十分の一日、
今日も気持ちよく仕事をさせていただきました!!

稲城の家・秋
2024年11月22日


昨年の春に造園した稲城市*Nさんの家
2度の猛暑に耐えきれず枯れ木が発生したのと、手付かずだったエリアのご相談もいただいて秋の様子拝見してきました。
   
トラブル対処の訪問でしたが、いい庭だなあと想わせてくれる秋の彩りで迎えてくれました。
各所の風情も増して、造園直後とは一味違う、しっくりとして、しっとりとした庭の様子にホッとします。

この庭では、マルバノキの紅葉とダンコウバイの黄葉とアオダモが落葉済みで、
ドウダンツツジやブルーベリーが紅葉の盛りで、ハウチワカエデやミツバツツジも色づき、何より奥に入れたアブラチャンの鮮やかな黄色が庭を引き立てていました。
色々なところに色々な木を植えると色々楽しめる、それは間違いありません。


アブラチャンの近く、庵治石の水鉢の周りではキチジョウソウが広がって花を咲かせはじめて、マルバシャリンバイもいい感じで常緑の潤いを添えています。

日陰のアプローチでは、隣地の遮蔽目的で入れた常緑の中でシロモジが黄葉中。
足元のギボウシなども、日陰でこれから色づくところです。

ゲート前の小さなスペースに入れたソヨゴは、静かに収まりつつ少しだけ枝葉を増やして、
枝が暴れやすい性質を生かして不規則なスペースに上手いこと育ってくれないかな〜〜と入れたトサミズキは、上手いこと空間を使って育ってくれています。

トラブルの一つが、ハウチワカエデが鉄砲虫の被害もあって3本立のうち2本の株を枯らしてしまいました。
残念ですが、生き残った傾きのある枝葉を生かして、枯れた株の代わりにヒョロっと上に伸びる新顔との組み合わせで風景の再生を図るお打合せをして、早速材料探しに動きます。

 
*建築設計:加藤建築設計事務所

PAGE TOP