小林賢二のしごと

庭紀行

上田城千本桜まつり
2019年04月21日


   
先週末は、故郷上田。
とりあえず帰省すると母校上田高校を経由して上田城まで歩くのがルーティン。
   
↓何度か掲載してるかもしれません、上田高校の古城の門

   
ソメイヨシノの花、終盤でしたが、
上田城址では、「上田城千本まつり」という催しが今年で16回目、とか。
私が上田に居た30年以上前・・・は、地元の少数が花見に訪れるぐらいの風光でしたが、千本桜まつりも定着してきたようで、内外から大勢の人が訪れています。道が混んでました。
人混みが苦手な私のたまの帰省のルーティン決行で、早朝6時前の上田城址散策。
良かったです。
朝陽を浴びた桜とお堀、夜間のライトアップなんかでは敵うはずもない風情があると思いました。


   
上田での用を済ませて、今日は軽井沢での新しい現場に呼ばれました。
久々の軽井沢訪問で、植生に馴染もうと少し歩くと、コブシが満開で、サンシュユやネコヤナギやダンコウバイやらの黄花がほのぼのと咲き始めている愛おしい風景があちこちに。
新たな現場は、カラマツやモミに落葉広葉樹が混ざる、やはり久々に目にする風景の中。
新たな気持ちが高揚する、久々の軽井沢滞在でした。

春分
2019年03月21日


寒さが和らいだというより、やけに温かい春分の日。
早朝に出かけた自宅近くの緑地では、キブシが淡い黄色の穂状の花をいくつも吊り下げて、ニワトコが更に淡い黄白色の花を泡のように咲かせていました。
湿地を保全している緑地で、湿地の減少とともに希少になってきたハンノキやヤナギの芽吹きがはじまっているところ。
ソメイヨシノが咲く狂乱の春の目前の、清々しい早春の空気です。


   
好日の庭では、満開のユキヤナギやヒュウガミズキに続くようにクロモジの花芽と葉芽がスタンバイ。
ソメイヨシノが咲く目前が、大好きな春。

台北の路地
2019年03月10日



路上からベランダから屋上まで、コンテナ植物で埋め尽くされた住宅街。
そんなに好きなら郊外で庭のある家に住めばいいのに、と思いますが、便利な都市生活を捨てられないのは多くの東京人と同じなのかもしれません。
   
台北を歩いていると、植物と建築が一体化しつつあるような趣を感じます。




日本統治時代からの古建築をリノベーションした施設も数多く、鉢を並べるのは日本の影響もあるでしょうか、


下町の路地裏のような所があったり、和洋折衷だったり、モダンだったり、オリジナリティーに溢れてたり、植物の扱い方も色々で見歩いて飽きません。
総じて楽しんでる様子がうかがえますし、好きなだけあって、コンテナの使い方が上手いなと思う家先・店先が数多くありました。










所変わって、
下の写真は私のアトリエ玄関前。感受性は、同じです。

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