小林賢二のしごと

庭紀行

春の北鎌倉
2018年03月30日


   
今週は春の現場の中休み、北鎌倉から鎌倉を歩いてきました。
人の手が加わった植物の風景の美しさを再確認させてくれる好きな場所です。
   

アジサイも、路傍に枝葉が溢れすぎないように管理されています。
   

   
英気を養いました。

北鎌倉
2017年11月22日


   
現在進行中の造園のヒントを探しに、今日は北鎌倉へ。
見所満載でした。
   
▼円覚寺。山門の脇を進むアプローチですが、高揚感のある風景に惹かれます。

   
四つ目垣と美男葛

さりげなく手入れが行き届いてる小さな景色が随所に見られます。
   
東慶寺の茶室を仕切る黒穂垣

来週は、黒穂垣を施こした庭をつくります。これよりすこしやわらかく。
   
一番の目的は、あじさい寺「明月院」の、今の季節の様子を見に。

   
どきどきわくわくしながら、歩いてました。

こもれびの里
2017年08月29日


昭和記念公園の中に「こもれびの里」という施設があります。
「水田や丘陵畑、農家と屋敷林など、昭和30年代の武蔵野の原風景やそこでの暮らしを再現しています」というエリア。
私が生まれる直前ぐらいまでの、高度経済成長期に入る前の武蔵野の暮らし、ということでしょうか。キレイに整備されているせいか、実際の生活をイメージできないせいか、なんとも贅沢な生活空間に映ります。ゆとりを感じます。
一般の方から譲り受けた古民家を移築、復元しているそうです。
藁葺き屋根の深い庇の下に並べられた薪と、なんてことない丸太のエッジと、川砂利の雨落ちと、川石の縁と、
素材という言葉を使いたくないような、味わいのある、愛おしく美しい風景に出会いました。
夏休みのようだった半日、一番の収穫です。
   

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