小林賢二のしごと

住宅の庭

車のある庭
2023年05月10日


伊礼智さん設計、相羽建設施工の浜田山の家
   
造園から3度目の春を迎えています。
通りから近づいて見えてくる新緑がキレイでした。
   
車が二台あっても庭の緑を望めるゆとりある前庭のプランで、
街並みにも向けられた緑が、道行く人の目も楽しませてくれます。
車があって絵になる庭かもしれません。


ハウチワカエデ、ヤマモミジ、ダンコウバイと山取りの落葉樹3本を寄せ植えして、ソヨゴ、カラタネオガタマノキ、ナンテンと常緑を混ぜた2坪ほどの緑地から四季折々の風景が生まれます。

塀際に開けてもらった緑地にはコバノズイナ・リトルヘンリーがイメージ通りに広がっていました。

笹塚の家・2
2023年05月09日


1月に造園した笹塚の家
   
こちらも春の芽吹き後、はじめての訪問です。

レミングハウスさん設計の住宅を購入された隈研吾建築都市設計事務所のスタッフの方からのご依頼。
元建築学生の私としては、なんだかとてもうれしいめぐり合わせでした。
   
狭い路地にある小さな庭から、大きな広がりが生まれそうな新緑の風景です。

扉の色から着想して入れた最上石も小さなポイント。

野沢の家・2
2023年05月05日


2月初旬の造園から、早いもので3ヶ月が経っていました。
とても順調な芽吹きっぷりで、なんだか元気が出てきたGW終盤です。

1mの高低差を石のステップでつたうアプローチガーデン。
ドーンと入れた5m超のジューンベリーが、よそよそしくない親しみをつくってくれたように感じます。


細長い敷地建築の中央にある光庭。
2階の窓に届くヒョロッと伸びた2本のアオダモも、程よい緑量で潤いを増やしていました。

ダイナミックな表庭とは表情を違えた、和めそうな中庭です。

敷地奥に用意された菜園スペースも動き出していました。
庭でやることが、多そうで、楽しそうです!

●建築設計:HAN環境・建築設計事務所
●施工:大和工務店

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