小林賢二のしごと

住宅の庭

内田材木店の庭
2023年02月21日


相模原の内田材木店(uchida建築アトリエ)の庭づくりが始まりました。


「刻のかたち」という名の家屋の庭から、作業場につながる桟橋のようにウッドデッキが続く楽しげなプランです。
   
今日は、1t近い木曽石の据付けを主に、造園の一期工事に入りました。

この庭のためにあったかのような石。
現場にハマると、いつもそう思います。


内田材木店さんのウッドデッキ工事を待って、3月末に仕上げにうかがう予定。
落葉樹の芽も膨らみ始めているようです。

高円寺の長屋
2023年02月20日


関本竜太さん(リオタデザイン)設計の「高円寺の長屋」
今日で造園も仕上がりました。
3方を道路に接する立地の3戸(親世帯、子世帯、賃貸)の長屋型の住戸。
それぞれ建築の顔も違う北と西と南に用意された些細な緑地への植栽です。
   
子世帯と賃貸の玄関が並ぶ北側は、ゆるやかな遮蔽目的も兼ねたソヨゴとヒメシャラが品よく並び、
行き交う人も多い西の道沿いは、窓に四季の移ろいを映すミツバツツジ、マルバノキ、ダンコウバイから、やがて街並にたくさんの緑の潤いを提供するように様々な植栽を施しています。

南のウッドフェンスの中は親世帯の縁側で、とてもタイトな緑地スペース。
絶妙に狭い空間から抜け出すように枝を伸ばすナツハゼ。ゆっくりゆっくり成長してほしいです。。

ヒョロッと一本立ちで2階まで伸びるアオダモと、西陽に向かうジューンベリー。
上手に育ってくれますように。

街並の緑
2023年02月15日


今日は関本竜太さん設計の「高円寺の長屋」
冷たい風の中でしたが、久々に植栽だけに集中のほがらかな1日でした。
   
ダンコウバイとマルバノキ、秋が楽しみな私の流行の組み合わせ。

住宅の庭から街並の風景を作り変えていくような仕事、関本さんとの協働ならではです。
来週に仕上げにうかがいます。

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