昨日まで埼玉県八潮市。
つむじの庭を見て気に入っていただき、去年の6月のつむじのイベントでお会いしてから早一年以上。私も通った桑沢デザイン研究所のたまたま後輩にあたるご夫婦の新居の庭。
真っ新な地面に極めた一番大きなヤマボウシと木曽石で庭づくりがはじまり。
そこから他の木々を配って、石で居場所と動線を生み出して、あっという間に奥行きといくつもの空間が生まれる様子にご夫婦も感動してくれていました。先輩の面目躍如?
奥の鋭角なコーナーをふさぐように、ドスンと入れた常緑のキンメツゲが効いてます。
概ね仕上がったのは薄暗い夕方、
良い光を浴びた竣工写真は後輩に頼んで、完了です。
▼早速送っていただきました:221025追加
引っ越しされて2週間ほどという、先月造園した小平の家におジャマして、住まい手さんと庭の話をしてきました。木々も暮らしぶりも初々しい感じ。
玄関側に植えた二本のアオダモの品よく趣よく、飾りすぎない庭の修景がこの家にとても似合ったように思います。
昼からは杉並で新築造園の打合せ。
小平の家と同様相羽建設施工で、伊礼智さんがシステム設計を行なっているi-worksという家。
程よく手入れされているシダレザクラを中心にした既存の庭につながる風景づくり。
西に向いた主庭ゾーンと、木漏れ日の中を歩くようなアプローチと、ゆるく囲って作るプライベートな庭と、
元気に育っているシダレザクラを見ながら現場を歩くと、図面上で考えていたのとは違うメージも湧いてきます。
今日の〆は同じ杉並で新築中の関本竜太さん(リオタデザイン)設計の家。
こちらは極小さな庭のスペースですが、都市型の狭めの家であっても要所に植栽を配するのと、街並みに向けての緑をいつも考えているのが関本さんのいいところ。
通りに面する北の玄関側、ここは西日がほとんど当たらないことを利用した植栽計画が浮かんできます。
年末に向けて、似て非なり、な庭づくりが目白押しになってきました。
残暑の〆の昨日まで、市中山居設計の蓮田の家。
今日からの雨日和で、地固まっていくことでしょう。
現場チームに石工さんに加わっていただくようになり、石工事のスキルが上がっています。
木の位置を印して石を並べたら小林の仕事はほぼ終わり。というシステムにあぐらをかきそう、、
いつもありがとうございます。
屋外のリビングのような、ゆったりと広いウッドデッキがこの家この庭の特色。
家の光と庭の光がキレイに融合しています。
デッキを囲うように入れた木々は隣家の緑とつながって、ありがたい奥行きが生まれました。
デッキから降りるもう1つのスペースは、BBQのコンロの置場も想定して。
ヒョロッとしたアオダモの間に据えた木曽石を渡るアプローチ。
こちらも建築の残工事を待って間もなく仕上がります。