小林賢二のしごと

住宅の庭

立川市の初現場
2024年10月11日


飯塚豊さん(i+i設計事務所)との協働が2週連続
   
国立のとなり立川、通い慣れた街ですが、私の記憶が正しければ初めての造園現場になりました。
自転車で通えるのに加えて先週の反省も活かされ、雨のまにまにゆったりと進めて、久々の秋晴れの中で無事に仕上がりました。
   
玄関まで4mほどのアプローチ、いつもと変わらぬ素材たちですが、ここならではの空間が生み出せたと思います。


建築の木と、植栽した草木と、ところどころに配した石とで、敷地の隅々にぬくもりと潤いの感じられる家と庭になりました。


2階リビングの窓に届くアオダモは、駐輪スペースの片隅に入れてます。
自転車の出入り口も、落ち着いて石を配りました。


じっくりと。

祭りのあとの静けさ
2024年10月05日


飯塚豊さん(i+i設計事務所)設計の高坂の家
   
やや遠征の現場、造園工事2日しか見込まなかったことを大いに反省しながら、職人の皆さんと白熱した小雨の2日も、片付け終われば祭りのあとの静けさが。




祭りのあとの寂しさは、続いての飯塚さんの現場でまぎらわす。
来週は直近の立川へ。

街並みの美学
2024年09月14日


関本竜太さん(リオタデザイン)との協働も20件を超えてきましたが、関本さんの建築計画に合わせて植栽してきた草木の半分ぐらいは、街並みに向けて植栽しているようです。

昨日造園した三鷹の家でも、小さな前庭は街路から見る庭のようで、住まいの一部でありながら街路の一部のように仕上がりました。


塀で街路と区切られる家と違って、街路がより生活の一部になり、そこに愛着を感じる人が増えて、そうして街並みが美しくなっていく。
   
最近、たまたま建築家芦原義信さん著の「街並みの美学」他数冊を読み返していたところでした。
半世紀近く前の日本の街並みに対する問題提起でしょうか。イタリアのドライな広場への偏愛も感じる本ですが、万年塀やブロック塀で家も庭も囲われた単調で無表情な住宅街への考察があります。
半世紀ほど経って、変わっている街並みもあるかもしれませんし、遅々とした変化で未だに退屈な街並みが多いのかもしれません。
ただ、小さな作業の積み重ねでも、街並みを美しくするための仕事に関われていることが嬉しくもあり、誇らしくもあると、読了直後の造園完了後に感じています。
まだまだこれからどんどん豊かな街並みが増えていくだろう可能性は感じています。

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