小林賢二のしごと

住宅の庭

キッチンガーデン
2021年03月19日


相羽建設との協働で、築数年経った住宅の庭のリノベーションプロジェクトが増えてきました。
昨日仕上がった東久留米の庭は、真南に向いたフロントガーデン。
駐車のための更地だったところを、ウッドデッキと石敷きのアプローチと一台分の駐車場に振り分けた構成ですが、今までアプローチだった玄関前を駐車スペースに変更して、ウッドデッキの脇に緑に包まれる通路を作る提案をさせて頂きました。


大らかに広げたウッドデッキが庭全体をまとめて、歩く楽しみを加えた緑と石の道のバランスがよく、どこから見てもどこを見ても楽しめる庭になったと思います。
   
オリーブ、ユズ(ハナユ)、レモンの常緑にジューンベリー、ブルーベリーが並ぶラインナップは朝から夕まで陽が当たる南の庭を好む木ばかり。住まい手さんのご希望をふまえての植栽ですが、近年の東京の熱さ対策にも適応した計画になりました。
下草も、ラベンダー、ローズマリー、ワイルドストロベリー、タイム、バジル、カモミール、イタリアンパセリとハーブを植えて、花と香りと収穫を楽しめるキッチンガーデン。
ウッドデッキでの食事も気持ちよさそうで、収穫もしやすそう。

住まい手さんご希望のユーカリポポラスともう一本のオリーブをコンテナで。
   

濡れると変わる自然石の表情は水やりを楽しくしてくれます。
   


板塀とハナユ
2021年02月17日


花柚子(ハナユ、一才柚子)
   
自宅の部分的な手直しに相羽建設のお力を借りてます。
数年前に庭道具の目隠しに立てた板塀は、枝葉を伸ばした柚子に合わせた切れ込みがミソ。
整枝剪定のしがいのある設えです。

花も実もなる柚子ですが、何より板塀と常緑の照り葉が映える窓の景色を楽しめるようになりました。



庭のリフォームのお手伝いも増えてきました。
ちょっとした提案で日々の暮らしの風景を劇的に変える。やりがいのある脳作業です。

ソーラータウン八国山:5号棟
2021年02月06日


昨日まで東村山、
相羽建設が作る9棟の街並み、ソーラータウン八国山7棟目の造園工事でした。
冬枯れの季節ですが、杉板の外壁と木立と自然石が作る風景にはぬくもりが感じられます。

今回の棟に植えたイロハモミジですが、隣同士の庭が折り重なってより魅力的な風景を楽しめるのがこの街のいいところ。
街全体が自分の庭と思って楽しんでもらえるような風景づくりを考えています。

落葉の雑木の中に入れた常緑の中低木が存在感を発揮するのも冬ならでは。
   
▼カラタネオガタマノキ

▼ソヨゴ

▼ホトトギスの枯れ姿も、冬の光に似合います

ぬくもりの感じられる木曽石も、この街のために選んだ大切な素材

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