東村山で昨年よりゆっくり進んでいます、玄関前のリノベーション。
小泉誠さんと相羽建設との協働で、私の方で階段含む平面プランをまとめて、木塀と手すりを小泉さんがデザイン。
あとは階段に瀟洒な手すりが取り付けられて完了です。
木塀の扉を開けて自転車一台分の駐輪スペースをつくるのが、リノベーションの要件の一つでした。
狭いスペースですが、自転車を置く方に大きめの鉄平石を並べて、小さな相木石を混ぜながら小さな庭の広がりと面白みを加えようとしています。
昨日訪ねた様子、
上手に使っていらっしゃって、自転車も居心地良さそうです。
昨年末に造園にうかがった時から咲いていた寒桜は、春まで咲き続けるそう。
冬になると俄然存在感アップの、入口のハマヒサカキとヤツデ
寒風強いつむじで、元気ハツラツな常緑樹ばかり撮ってきました。
鈴なりの実をつけるキンカンは、
葉張り2.5mぐらいに成長して隣地とのバッファー機能アップ。
同じくアップの、カラタネオガタマノキ-ポートワイン
白花の原種よりポートワインの方が葉が密につき、垣根としての機能は高いかもしれません。
植栽直後に車に轢かれて枝が折れ、、こんな所に植えるなよ的だったマメツゲでしたが、轢かれる前ぐらいの姿に復活してきました。
錆御影石のベンチにフィリフェラオーレア
数十センチの苗木を植えて8年で高さ4mを超えたきました、1本立のシャリンバイ
思えば、どのぐらい大きく育つのか知らずに植えた、、常緑モクレンでした。
この先が、私には未知の領域です。
マホニアコンヒューサは、適度な手入れのおかげでキレイです。
大きくしすぎた感じのフイリアオキは、春に剪定しようと思います。
チャドクガに気を揉むカンツバキも、輝いてくれていました。
落葉樹の多い「つむじ」ですが、
程よい量の常緑樹が、冬の庭に潤いを与えてくれています。
ユウ建築設計室・吉田さん設計のつくばの家
施主ご家族と地元、筑波石をお持ちのお知り合いとの協働の庭づくりです。
イロハモミジとアオダモの2本の高木を中心にした植栽計画ですが、石積から道に向かって生えるように入れたヒュウガミズキやブルーベリーたちが、この庭の個性を表出すると思います。
古枕木と筑波石の間の芝張りをご家族にお任せして、石積の狭間にお好みの草花を増やして頂いて、仕上がるのは春でしょうか。
観る楽しみと遊びの楽しみのバランスのいい庭になっていきそうです。
余っていた小さな筑波石を使って、現場でアレンジしたお子さん用のステップが親しみやすさを加えています。
広めの駐車場がある北の玄関側は、
些細な緑地ですが常緑の低木、下草の潤いと小さな筑波石と、アオダモとダンコウバイの木立を加えて、家の表らしい表情が生まれました。