小林賢二のしごと

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色々な石
2024年01月24日


都電の軌道敷に使われていた敷石、
銀座の歩道にも再利用された、分厚く、欠けや角の丸みに味がある希少な造園材料です。稲田御影石でしょうか。
これに然程古くはない錆御影石を組み合わせて骨格をつくり、更に様々な産地の野面石を寄せ集めた、アプローチの石畳のデザインを考えています。
   
色々な石が集まっている様子を色々な人が集まる様子になぞらえて。

仕上げは3月、
東村山の「あいばこ」で。

植替え
2024年01月21日


2年前の春に庭のリノベーションをさせていただいた町田市・Hさんの家
小雨の昨日、前回手付かずだったエリアの再生にうかがいました。
   
元々植っていた元気すぎたコナラと、一方でコナラは好みそうな暑さ乾燥に耐えられず弱っていたハイノキとに替えて、
背丈ほどのダンコウバイとマルバノキと、小さなブルーベリーとナツハゼとベニバナシャリンバイ、
あとは小さな相木石を三つ加えたり、草花を移植したり、あたかも自分の庭をいじってるような庭しごとをさせていただきました。

乾燥しづらいように若干の対策を施して、いろいろお話しして、2度目のプチお引き渡し。
お子さんの成長と庭の成長も楽しみに。
小雨の中でしたが、あたたかい時間を過ごさせていただきました。

自転車の居場所
2024年01月19日


東村山で昨年よりゆっくり進んでいます、玄関前のリノベーション。
小泉誠さんと相羽建設との協働で、私の方で階段含む平面プランをまとめて、木塀と手すりを小泉さんがデザイン。
   
あとは階段に瀟洒な手すりが取り付けられて完了です。

木塀の扉を開けて自転車一台分の駐輪スペースをつくるのが、リノベーションの要件の一つでした。
狭いスペースですが、自転車を置く方に大きめの鉄平石を並べて、小さな相木石を混ぜながら小さな庭の広がりと面白みを加えようとしています。


昨日訪ねた様子、
上手に使っていらっしゃって、自転車も居心地良さそうです。


昨年末に造園にうかがった時から咲いていた寒桜は、春まで咲き続けるそう。

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