
造園から3度目の秋を過ぎる、相羽建設設計施工の西荻の家
年の瀬の手入れにうかがいました。
まだ紅葉が残っていますが、モミジは水を吸い上げる春の動き出しが早く、今頃までが剪定の適期ではあります。


イロハモミジなんですが、ヤマモミジのような秋の彩りです。
住まい手さんも気に入ってくれていて、これはこれで大当たり。
年明けまでキレイな紅葉が残るそうで、そこままた大当たりです。
イロハモミジは、どれも比較的真っ赤に紅葉して、ヤマモミジは赤やオレンジや黄色が混ざるという認識ですが、モミジ類は雑種もあったり、個体差、環境の違いにもより秋の色づきは様々のようです。

ソーラータウン八国山のイロハモミジの紅葉

秋の様子を確認して選んだイロハモミジ
安定して赤く色づくので、紅葉をお好みの方にお勧めすることも多いです。
また、ヤマモミジの方が早めに紅葉落葉して、イロハモミジの方が年末まで紅葉が残る木が多い、という違いも感じています。


つむじ正面のヤマモミジはオレンジ気味で赤や黄色が混ざります。
おかげで、黄葉するシロモジやダンコウバイとよく調和しています。

もう一本のヤマモミジは赤色がキレイでした。
年毎の違いもあるようです。

赤一色のヤマモミジもあれば、
黄色一色のヤマモミジも。

秋の色づき方のお約束ができないのが正直なところですが、
個体のそもそももってる特色はあると思うので、秋の色を確認できたモミジを選べればある程度のご期待には添えることになります。
こちらは紅葉季節に植栽したヤマモミジでした。


シランの枯れ姿
種を飛ばした後の姿態にひかれて22年前に採取した花茎の今日の肖像。
外にあれば朽ちていくものの、雨風に当たらなければ滅びないのが不思議で、もう20年以上、2度の引越しでも捨てずに部屋の中で眺めています。
▼採取当時2003年の写真

植物の成長していく一定の規則と、雨風光や場所の違いによって生まれる微妙な造形の違いが、なんともいえない心地よいリズムと趣を生み出しています。
昨日手入れにうかがった庭でも目にして、久々に採集してみたのですが、元々あった写真のものが美しさで上まわっていました。。
数ある中から面白い姿の一品を探し出すのも、これからの季節の楽しみです。
▼その庭の5月、花の風景

こちらは数年前のつむじで、
花の季節まで枯れ姿を残すことも多いようです。


土の器や石の器を制作して度々個展を開催していたのは、もう10年以上前になるようです。
石の器はアトリエの中でドライフラワーなどを活けて生きていますが、
庭づくりの打合せでアトリエに来られたお客さんが興味をもってくれて、久方ぶりに陳列しました。


また創作意欲もわいてきました。
来年は庭石とは別に面白そうな石を物色しはじめそうです。

■石のうつわ■
植物に似合いそうな味のある石を見つけだして、草花を入れた姿を想像しながら、水穴を開けたり、すこしの加工を加えます。
それは、庭のイメージに似合う材料を探して歩く作業と同じで、庭に石を配って植物を添える作業に似ています。

▲撮影:大久保ミケ