
アトリエから南、多摩川の対岸にあります相羽建設設計施工の日野の住まい
寒波襲来とともに始まった造園も、晴天には恵まれ続けた1週間。
街と川辺の風景が融合する、ここならではの明るい家と庭が生まれました。

川砂利の中に重厚な御影石の古材を並べたアプローチ、
施工は大変ですが、、清々しい仕上がりです。

美濃石、木曽石と私の造園でも出番の多い野面石を建築に寄せて、
このプロジェクトのために初めて選んだ川石と川砂利を外(多摩川の方)に向かって配石しています。


多摩川の石ではないのですが、川まで近い、或いは、ここまでが川辺のような雰囲気をつくりだそうと。

広い空からキレイな光が入ってきます。

最終日だけ自転車で、最初の現場調査でも見た風景、
府中四谷橋から望む現場方面です。


ウメが本格的に開く直前、ロウバイの花と香りを気にして歩く季節です。
自分の小さな庭では育てたことがなく植栽計画に加えることも少ないのは、花の景色以外の評価が低いから。
これまで過ごした町での経験的に、花と香りは他所にある木で楽しめるから。

今は谷保天満宮裏手の出入り口が最寄りのロウバイポイント。
強めの剪定が施されたようで、昨年に比べて控えめに黄色い花をチラホラ見せていました。

ロウバイは花の中央部の花心が赤紫になりますが、ここで紹介しているのは全て内側の花弁まですべて黄色のソシンロウバイ(素心蝋梅)という品種。
木全体が明るい黄色に染まる景色の良さは、ソシンロウバイの方が優れているかもしれません。
広い庭をもったら奥の方の陽だまりに一本、伸び伸び育ててみたいと想っている花木です。


1万を超える品種があるらしいスイセン
派手目なのと重たそうな花は苦手で、
泉に映る自分の姿に恋をしたナルキッソスのように、花首をかすかにかしげて可憐な香りの良い花を咲かせる軽やかなのにだけ目がいきます。
小ぶりの原種系スイセンと開きはじめたニホンスイセンは先週見かけたもの。
早いものは12月から咲きはじめるようです。

かわいい原種系のスイセン
原種だけでも50種類ぐらいあるとか。

群れて咲き香りも良いニホンスイセン
日本の原産というわけではなく、地中海沿岸の産、
古く中国を経て日本に入って、海岸に自生をはじめたそうです。
あとの2枚は、昔のアトリエで3〜4月に咲いていた園芸品種。
好みのを見つけて庭に植えた記憶です。

水仙や寒き都のここかしこ(蕪村)
真冬の花か、早春の花か、
開花期の違う幾種類かのスイセンを植えておくと、冬と春が交錯しながら酷寒の季節があっという間に過ぎていく。
かもしれません。
