小林賢二のしごと

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縁結び風鈴
2016年08月08日

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昨日の日曜は、東村山の「つむじ」に寄ってから川越の「氷川神社」へ、西武線の旅。どちらも国立の小泉誠さんお導きのプロジェクト。
川越氷川神社では、参道から境内の修景整備に関わり、既にある素晴らしい環境に、より清々しい風を感じられるような整備と工夫を要所に提案し作業もするため、度々川越に足を運んでいます。
今月31日まで「縁結び風鈴」という祭事が開催中で、現場調査も兼ねて七夕祭りの夕刻に立ち寄り、涼やかな美しさを楽しんできました。
   
◆縁結び風鈴-川越氷川神社[特設サイト]→ http://www.hikawa-fuurin.jp/
   
賑わう境内をあとにし、
小江戸川越の蔵造りの町並みを歩きながら再び流れてきた「縁結び風鈴」の音色が格別でした。
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ミョウガ
2016年07月27日

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西の壁際にはミョウガの小さな群落。植えた覚えはないが、そういう場所として守ってはいる。 東の隅のナンテンの葉は防腐効果と彩りで料理に添えられる。
ミツバやシソを植えたり、サンショウを育てておいたり。 春の庭仕事のついでに、足下のユキノシタと柿の木の若葉を摘んで、晩に天ぷらをちょっと。 来客あれば、ヤブカンゾウやノビルも春の酒のつまみにはオツである。 タンポポやハコベ、食べられるらしい春の葉っぱには事欠かない。 剪定のついでに集めるゲッケイジュの葉は収穫量に需要が追いつかない。 秋も深まると渋柿を収穫して窓辺に干す。その景色が見たいから。
こうした食べられる庭の管理も大事な庭仕事。希少な運動の場所でもある。 やはり、庭の自然とふれ合い、遊び、自然という世界にもどって、そこで人間にもどっていくのかも。
   
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昨年開催した「造園家小林賢二のしごと」展に寄せた一文。
書いている事は嘘ではないのですが、、、そんなに料理好きではなく、マメではなく、そういえばミョウガなんて何年も収穫してなかったかも、と、
東村山・相羽建設さんの「つむじ」で「食」をテーマにした造園に関わっているお陰で私の意識も高まり、今日、アトリエの西の壁際のミョウガの収穫(を思い出す事…)に成功しました。
自分の庭は、なかなか手が回らないものなんです。
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夏と水と蚊
2016年07月15日

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梅雨らしい雨が降っています。
雨がやんで気温が上がると、また蚊がドッと出てくるのだと思います。
私の庭は蚊が多いです。以前の庭もそうでした。庭から蚊を発生させないように細心の注意を払ってはいますが、居心地がいいようで、どこそこで産まれた蚊が集まってしまいます。100mぐらいは移動するらしいので。
この水鉢、蚊が寄って来ないように、また、注意を怠って蚊を発生させないように、夏になると水を溜めないようにしていたのですが、
今年はむしろ、たくさんの蚊にここで卵を産んでもらって、水をコマメに入れ替えて、付近の蚊の生産量を減らそう、作戦。実施中ですが、、今のところ、心なしか効果がでているような。
これから夏本番、作戦を続けます。

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